
たまひよ赤ちゃんグッズ大賞2021(哺乳びん部門)第1位を受賞するなど、ピジョンの大人気哺乳びん「母乳実感」。気にはなっているけれど、哺乳びんにしてはちょっと高いお値段に悩んでいるそこのあなた。
その気持ち、私にもよくわかります。ベビー用品一式そろえるのはかなりの出費ですよね。ましてや複数本用意する必要がある哺乳びんは、安く済ませたいと思ってしまうもの。
当初、私は1本600円程度の安い哺乳びんを使っていました。最初こそ良かったのですが、使っているうちにミルク漏れで服がビショビショになったり、乳首が気に入らないのか飲んでくれなかったりということが…。そして、最終的には哺乳びんを全てピジョンの「母乳実感」に買い替えました。
今回ご紹介するピジョンの「母乳実感」ならば、買って後悔することは絶対にありえません。経験者目線で記事を書きましたので、「母乳実感」を買うときの参考にしていただければと思います。ぜひ、最後までお読みください。
目次
母乳実感のボトル素材は2種類
1.耐熱ガラス製
洗っても傷がつきにくく、汚れが付着しづらいのが特徴です。また、熱伝導率が高いため、母乳を適温に湯せんする時や、ミルクを冷ます時に、短時間で適温に調整が可能。
マイナス面は、落下などの強い衝撃で、割れたり欠けたりすることがあることです。
2.プラスチック製
ガラス製に比べて衝撃に強く、軽いため持ち運びに便利です。月齢が進むと、赤ちゃんが自分で持って飲んでくれることも。また、表面の温度と中身の温度に差があるため、必ず温度チェックをしてあげてください。
マイナス面は、ボトルに細かな傷がつきやすく、その傷に汚れが付着しやすいことです。
※ボトルの素材には、PPSU(ポリフェニルサルホン)というプラスチックが使用されています。この素材は、煮沸消毒、電子レンジ消毒、薬液消毒いずれにも対応しています。
母乳実感のメリット
1.スーパーやドラックストアで売っているため入手しやすい
西松屋やアカチャンホンポといったベビー用品専門店だけでなく、西友やウエルシアなどのスーパーやドラックストアでも売っています。
育児をしていると、取り扱い店舗の多さに助けられることがしばしば。例えば、外出先や旅行準備で「哺乳びんや乳首が足りず、今すぐどうしても買わなくちゃいけない!」という時、本当に助かります。赤ちゃんによっては、哺乳びんを違うメーカーに変えると飲んでくれないこともありますので。
2.母乳育児と併用しやすい
母乳実感の乳首は、おっぱいを飲む時と同じ口の動きを再現する構造になっています。そのため、母乳とミルクの混合育児でも、赤ちゃんがどちらか飲まないといったことは少ないです。
3.乳首の対象月齢がわかりやすい
母乳実感の乳首は次の5種類があります。月齢の目安が書かれているので、今どの乳首が適切なのか一目でわかります。
●SS(丸穴) 0ヵ月~(飲む目安:50mlなら約10分)
●Sサイズ(丸穴) 1ヵ月頃~(飲む目安:100mlなら約10分)
●Mサイズ(スリーカット) 3ヵ月頃~(飲む目安:150mlなら約10分)
●Lサイズ(スリーカット) 6ヵ月頃~(飲む目安:200mlなら約10分)
●LLサイズ(スリーカット)9ヵ月以上(飲む目安:200mlなら約5分)
メーカーのピジョンでは、母乳実感に使われているシリコーンゴム製の乳首について、2個以上を交互に使用し、約2ヵ月をめどに交換をすることを推奨しています。
4.ボトルのデザインが豊富
母乳実感のボトルデザインは、オーソドックスな「オレンジイエロー」と「ライトグリーン」の他に「アニマル柄」や「スター柄」など10種類以上あります。
無味乾燥な哺乳びんが多いですが、種類が豊富な母乳実感ならば気分に合わせてボトルを選ぶこともできます。
5.飲んでいる最中にミルクをこぼすことが少ない
通常の哺乳びんを使っていて困ったのが、キャップと乳首の間からのミルクこぼし。通常の哺乳びんでは、乳首が小さいため、月齢が進むと全体が口の中に入ってしまいます。
赤ちゃんの吸う力と唇で押さえる力で、乳首とキャップの間に隙間ができ、そこからミルクがこぼれてしまうということが度々ありました。母乳実感の場合、乳首が広口となっており、乳首がずれるということはありません。
ミルクをこぼすと洗濯などの後処理が本当に大変なため、ミルクこぼしがなくなっただけでも本当に買ってよかったと感じました。
6.空気穴がしっかりしていて詰まることがない
こちらも通常の哺乳びんで起こることなのですが、乳首の空気穴がミルクで詰まってしまい、乳首が潰れてミルクを吸い出すことができないということが度々ありました。詰まるたびに、キャップを緩めて空気を入れる作業は本当に苦痛でした。母乳実感のしっかりした空気穴であれば、空気穴が詰まることはありません。
7.広口ボトルなので調乳や洗浄がしやすい
ボトル自体が広口となっているので、お湯やミルクの粉を入れやすくなっています。また、洗浄時もスポンジがすっぽり入るので、中までくまなく洗うことができます。
母乳実感のデメリット
デメリットは「他の哺乳瓶と比べて価格が少し高い」ということです。定価では、1本1,500円以上しますからね。ただ、赤ちゃんが飲みやすく、使いやすいというメリットを考えると、決して高い商品ではないということをわかっていただけると思います。
まとめ
混合育児の人も完ミの人も、哺乳びんは「母乳実感」を買っておけば間違いなし!赤ちゃんが飲みやすくて、親も使いやすい哺乳びんは、母乳実感をしかありません。迷っているのであれば、買ってみることを経験者としてオススメします。